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ID #1106

Ximage と WIM イメージ形式


これはVistaから新しく導入されたコア機能で、ファイルベースのディスクイメージです。
これは今までのセクタベースのイメージ形式と違ってファイルベースのイメージになっています。
Vista本体のインストールはこのイメージ形式からインストールされます。
主に企業やメーカー製プリインストールのキッティングに用いられますが、パッチが多数出た後の再インストール用イメージ作成などアイディア次第で便利に使えることでしょう。


●この WIM イメージ形式はハードウェアに依存しません。そのため、1 つのイメージだけで多数の異なるハードウェア構成を処理できます。
●WIM イメージ形式では、1 つの実際のファイル内に複数のイメージを格納することもできます。たとえば、Microsoft は、1 つの WIM イメージ ファイル内に複数の SKU を収録した状態で出荷できます。1 つのイメージ ファイルに格納されるイメージは、コアアプリケーションを含む場合と含まない場合があります。さらに、イメージの 1 つを起動可能として登録し、WIM ファイル内のディスクイメージからコンピュータを起動可能にすることもできます。
●WIM イメージ形式では圧縮と単一インスタンスを使用できるため、イメージファイルのサイズが大幅に縮小されます。単一インスタンスは、ファイルの複数のコピー を 1 つのコピーのスペースコストで格納できるようにする手法です。たとえば、イメージ 1、2、3 のすべてにファイル A が含まれている場合、単一インスタンスではファイル A の単一コピーが格納され、イメージ 1、2、3 をこのコピーに対してポイントします。
●WIM イメージ形式では、イメージをオフラインで保守できます。イメージを新規に作成しなくても、オペレーティングシステムの特定のコンポーネント、修正プログ ラム、およびドライバの追加や削除を行うことができます。イメージの更新は数分で済むようになり、 Microsoft Windows XP のように数時間を要することはありません。たとえば、Windows XP イメージにパッチを追加するには、マスタ イメージを起動し、修正プログラムを追加してからイメージを再び用意する必要があります。Windows Vista では、イメージをオフラインでそのまま処理できます。
●WIM イメージ形式では、任意のサイズのパーティションにディスク イメージをインストールできますが、セクタベースのイメージ形式では、同じサイズまたはソース ディスクよりも大きなパーティションにディスク イメージを配置する必要があります。
●Windows Vista では、WIMGAPI という WIM イメージ形式用の API が用意されています。開発者は、この WIMGAPI を使用して WIM イメージ ファイルを処理できます。
●WIM イメージ形式では、既存環境を消去しない配置が可能です。したがって、イメージを適用するボリュームにデータをそのまま残しておくことができます。ディスクの既存の内容は、イメージのアプリケーションによって消去されません。


Ximage のコア機能によって、WIM ファイルへのボリュームのキャプチャや、ボリュームへの WIM ファイルの適用を行うことができます。たとえば、イメージをキャプチャするコマンドでは、単に ximage /capture C: image.wim "Name" と入力します。イメージをボリュームに適用するコマンドでは、単に ximage /apply image.wim 1 と入力します。ここで、1 はインデックス番号 1 の image.wim ファイルのイメージを適用するように Ximage に伝えます。

Ximage コマンドライン オプションの概要

/append  既存の WIM ファイルにボリューム イメージを追加します。
/apply  指定されたドライブにボリューム イメージを適用します。
/capture 新しい WIM ファイルにボリューム イメージをキャプチャします。
/commit  マウントされた WIM に加えた変更をコミットします。
/compress なし、大、最大のいずれかに圧縮の種類を設定します。
/config  指定されたファイルを使用して詳細オプションを設定します。
/delete  複数のイメージが格納されている WIM ファイルからイメージを削除します。
/dir  ボリューム イメージ内にあるファイルとフォルダの一覧を表示します。
/export  ある WIM ファイルから別の WIM ファイルへイメージを転送します。
/info  指定された WIM のストアの XML 記述を返します。
/ref  apply 操作用に WIM の参照を設定します。
/scroll  リダイレクトの出力をスクロールします。
/split  既存の WIM ファイルを複数の読み取り専用 WIM ファイルに分割します。
/verify  複製および展開されたファイルを確認します。
/mount  読み取り専用アクセスで、指定されたディレクトリにイメージをマウントします。
/mountrw 読み取り/書き込みアクセスで、指定されたディレクトリにイメージをマウントします。
/unmount 指定されたディレクトリにマウントされているイメージのマウントを解除します。
/? Ximage の有効なコマンドライン パラメータを返します。




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最終更新: 2007-07-06 15:26
作成者: vistafaq
改訂: 1.0

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