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ID #1109

Windows ReadyDrive


Windows ReadyDrive によって、ハイブリッド ハード ドライブを装備したWindows Vista PC では、コンピュータの起動が早くなり、休止状態から短時間で再開でき、バッテリの消費を抑えることができます。また、ハード ディスクの信頼性も高まります。ハイブリッド ハード ドライブは、不揮発性のフラッシュ メモリを搭載した新しい種類のハード ディスクです。

ハイブリッド ハード ドライブは、Windows Vista を実行するモバイル PC 向けのハードディスクです。データはフラッシュ メモリに書き込まれ、ハード ディスク本体の機械的な動作が少なくなるため、バッテリの消費を抑えることができます。ハイブリッド ハード ドライブの使用により、Windows Vista ではスリープ状態からの再開を迅速に実行できます。これは、フラッシュ メモリからデータを復元したほうが、ハード ディスク本体から復元するよりも早く復元できるためです。また、従来のハード ディスクよりも多くのデータを、搭載されているフラッシュ メモリに書き込むことができるため、移動中、ハード ディスクでハードウェア関連問題が発生するリスクが低減します。Windows Vista はハイブリッド ハード ドライブを利用することで、バッテリ消費を節約し、休止状態からすばやく再開し、さらに信頼性を向上させることができます。

ReadyDriveは、ハードディスク内に実装した不揮発性メモリをキャッシュとして使用し、ディスク・アクセスの高速化、ノートPCのバッテリ寿命の 延命、信頼性向上、静音化などを実現する技術である。ReadyDriveは、Microsoftとデバイス・ベンダのSamsungによって開発され た。ただしReadyDriveの恩恵に浴するには、ReadyDrive対応のハードディスクが必要である。

ReadyDrive対応のハードディスクは、ディスク内部に不揮発性メモリを搭載しており、ディスクのスピンドル(回転)が停止しているときや、ディ スクが電源オフの状態でも、メモリ・キャッシュによる高速な読み書きを可能にする。搭載可能な不揮発性メモリサイズは50Mbytesから 2Tbytesとされる(一般的には256Mbytes程度)。このキャッシュの内部には、前述したSuperFetchのキャッシュ・データ、起動時 データ、ハイバネーション・ファイル(一部)などが格納される。

このReadyDriveにより、次の性能向上が可能になるとされる。

* コンピュータの起動時間の短縮
* ハイバネーションでの電源オフ/ハイバネーションからの復帰
* ディスク・シークの低減によるディスク・アクセスの高速化
* ディスクの回転停止/電源オフの時間を増やすことによるバッテリ駆動時間の増加
* 衝撃の影響がない不揮発性メモリへのアクセスを増やすことによる信頼性の向上
* ディスクノイズの低減

マイクロソフトの説明によれば、ReadyDriveにより、2.5インチ・ハードディスクの駆動に必要な電力を70%~90%程度削減できるとしている。




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最終更新: 2007-07-06 15:29
作成者: vistafaq
改訂: 1.0

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